2018年 02月 26日
「フォト絵に」掲載 最終回!
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フリーペーパー ゴールデンライフ 90号 作品No51
2011年創刊から続きましたフォトスケッチとコラムは90号で最終回となりました。
当初は創刊から1年間載せて頂ける予定でしたが、なんと7年も続き、拙い絵とコラムに我慢して(笑)載せて頂いた事に大変有り難く思っております!
最終回は「国宝松本城」です。
〜コラム〜
「国宝松本城」
新年に長野県松本市へ行ってきた。朝から清々しい良い天気で、北アルプスを背景に望む松本城は、雲は出ていたもののまさに「日本晴れ!」と言いたくなるような絶景だった。江戸時代以前から天守閣と共に現存するお城は、松本城を含め12城ほどしかないそうで、松本城は1936年に国宝に指定された。1504年に深志城(ふかしじょう)として築城したのがはじまりで、城主は戦乱の時代に幾度も変わったが、徳川家康の旗本となった小笠原貞慶が旧領を回復し、現在の松本城と改名した。戦の無い時代に入り、三代将軍家光を迎えるために城の右側に増築された三方吹き抜けで開放的な朱色の「月見櫓(つきみやぐら)」は優美で美しく、別名「烏城(からすじょう)」と呼ばれる要塞のような黒と白の姿にも違和感なく溶け込んでいる。松本城公園には、成人式を迎えて記念写真を撮る家族の姿が多かった。和装がしっくりくる風景に心が和む。わが子の晴れ姿と両親の思い、そして幾多の困難にも耐えてきた歴史の深いお城の姿に「末永く安泰でいて欲しい」と願う。
作品発表の場として長い間掲載して頂いた事に誠に感謝しております。
本当に有り難うございました。
また機会がありましたら何卒よろしくお願いいたします!
2011年創刊から続きましたフォトスケッチとコラムは90号で最終回となりました。
当初は創刊から1年間載せて頂ける予定でしたが、なんと7年も続き、拙い絵とコラムに我慢して(笑)載せて頂いた事に大変有り難く思っております!
最終回は「国宝松本城」です。
「国宝松本城」
新年に長野県松本市へ行ってきた。朝から清々しい良い天気で、北アルプスを背景に望む松本城は、雲は出ていたもののまさに「日本晴れ!」と言いたくなるような絶景だった。江戸時代以前から天守閣と共に現存するお城は、松本城を含め12城ほどしかないそうで、松本城は1936年に国宝に指定された。1504年に深志城(ふかしじょう)として築城したのがはじまりで、城主は戦乱の時代に幾度も変わったが、徳川家康の旗本となった小笠原貞慶が旧領を回復し、現在の松本城と改名した。戦の無い時代に入り、三代将軍家光を迎えるために城の右側に増築された三方吹き抜けで開放的な朱色の「月見櫓(つきみやぐら)」は優美で美しく、別名「烏城(からすじょう)」と呼ばれる要塞のような黒と白の姿にも違和感なく溶け込んでいる。松本城公園には、成人式を迎えて記念写真を撮る家族の姿が多かった。和装がしっくりくる風景に心が和む。わが子の晴れ姿と両親の思い、そして幾多の困難にも耐えてきた歴史の深いお城の姿に「末永く安泰でいて欲しい」と願う。
作品発表の場として長い間掲載して頂いた事に誠に感謝しております。
本当に有り難うございました。
また機会がありましたら何卒よろしくお願いいたします!
by hiroyoshidesu
| 2018-02-26 18:19
| ・フォト絵に/photoEny
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